四日市市(よっかいちし)は、三重県の北部(北勢)に位置する市。同県内で最大の規模の都市で、県内で唯一の施行時特例市、保健所政令市に指定されている。
人口は県庁所在地の津市を凌いで三重県内最多で、国から施行時特例市と保健所政令市、そして、三重県の都市では中枢中核都市の指定を津市と共に受けている。中核市への移行条件は2007年4月1日の段階で既に全て満たしているが、移行は諸事情により未定である(理由は後述)。
また都市雇用圏の人口は、東海地方では名古屋市、浜松市、静岡市、岐阜市、豊橋市に次いで第6位である(ごく僅かな期間ではあるが、豊橋市をほんの僅かに上回って第5位だった時期もある)。なお、三重県の県名はかつて四日市市(当時は四日市町)が属していた郡名が由来となっている。
臨海部の四日市港に四日市コンビナートが立地する工業都市であり、高度経済成長期の四日市ぜんそく公害病事件を克服した環境問題推進都市である。豊田市や名古屋市などとともに、日本最大の工業エリアである中京工業地帯を構成する臨海工業都市となっている。内陸部においては電子機器などのハイテク産業の集積が進んでおり、キオクシア(旧東芝メモリ)の半導体工場はNAND型フラッシュメモリの製造拠点として世界最大級の規模を誇る。
他県民からは、四日市コンビナートの強いイメージや、小中学校での社会科教育での「四日市ぜんそく」の先入観の影響等もあり、近隣の大都市(名古屋市“政令指定都市”)の周辺の「地方県の地方工業都市」のイメージが非常に強い都市ではあるが、実際は自然も豊かで農業や漁業、畜産業等も盛んな、農工のバランスが非常によく取れた産業都市でもある。